2019

展示什器「ー内省する空間ー  アアルトの図書館と住宅」

Exhibition Table,  "-Introspective Space-  Libraries and Houses of Alvar Aalto"

展示什器設計・製作|堀越一希

会場構成|大村高広

 田町の建築会館ギャラリーで開催された建築模型の展覧会「-内省する空間ー アアルトの図書館と住宅」において、展示什器の設計・製作を担当しました。本展覧会のテーマであるー内省する空間ーを達成するための<主要なもの>として、また展示物のほとんどが「建築の断面模型」であることからも、通常のテーブルより高いH95cmとなっています。ご依頼を受けた当初、残納期は一か月であり、必要台数は10台。また予算もほとんどなく搬出入はトラック一台のみという緊迫した状況にありました。ここで私は、むしろこの与条件を設計の「手掛かり」として読み替えることにしたのです。

 すなわち、ここでのタスクは以下の5つ。

① ホームセンターで買える流通材のみ使用。

② 「歩止まり」として作業工程を減らし、施工合理化。

③ 接合部ほかにビス、金物等は一切用いない。最小限の部材でつくる。

④ 搬出入時のスタッキング、軽量化を考慮。

⑤ 高さ950mm、耐荷重100kg。展示物が重いためマージンをとって構造を決定。

​ フィンランドの建築家「アルヴァ・アアルト」が残した著名な家具は「適材適所で合理的に、彼自身が作れる」言葉にすると一見簡単そうな<アアルト性>なるもの、その姿勢が見え隠れしているように感じます。本展覧会において、その一解釈として設計を行い、「会場」と「展示物」をよりニュートラルに結びつける在り方を目指しました。

【寸法】幅 x 奥行 x 高さ:77 x 182 x 95 cm、天板厚み:2.1cm

【素材・仕上げ】脚:無垢材、天板:ランバーコア合板、マットウレタン塗装

【備考】※完成品につき、お客様組み立ては必要ありません

※Mar. 8, 2019現在、一般販売はしておりません。

 一品生産品となりますので納期には二~三か月ほど要します。

 詳細はContactより承りますので、お見積り依頼などお気軽にどうぞ。

​展覧会名 | 「ー内省する空間ー アルヴァ・アアルトの図書館と住宅」
会期   | 2019年3月4日(月)~3月17日(日)
       国際シンポジウム 3月16日(土)
開館時間 | 10:00~19:00(土,日 10:00~17:00)会期中無休、入場料無料
会場   | 建築会館ギャラリー
所在地  | 〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号

Photos & Movie by Kazuki Horikoshi

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