Fondation Claude Monet, Giverny

September 28, 2017

 

 

   抽象画「睡蓮」で有名な画家クロード・モネの住宅がパリ市外にあるので訪れてきた。Paris St-Lazare駅からTERに乗って約30分くらい。Vernon-Giverny駅でまたバスに乗り換えて15分ぐらいという郊外、山の上にある小さな片田舎にその家はあった。

 

   道中は針葉樹が多いからか、木々が集まっていても葉っぱ一枚一枚、樹木の一本一本が鮮明に識別できる。寒い地方独特の表情なのだろうか。おまけに色がとても鮮やかで赤、青、ピンク、紫etc...季節の変わり目もあってとても美しい。バスを降りて十分ぐらい町を歩いてくとその家はあって、とにかく庭が広い。広すぎる!モネが亡くなった後も隅々まで管理され、今でも庭師が丁寧に世話をしているみたい。驚くべきことは、彼はこの広大な庭を趣味で作り、広げ、花を植え、ランドスケープをつくり、勝手に橋を架ける。そしてその後、自分で生み出した風景を目の前にしてイーゼルを立て「作品」を描いたのだ。

 

   何が言いたいかというと「睡蓮」その他多くの作品は、筆を下ろすことから始まっていない。建築と少し似ている?敷地をみつけて、計画して設計し、竣工写真におさめる代わりに絵を描いた。違うのは彼はたった一人でそれを行い、その膨大な時間を、情報量の少ない「抽象画」(今でいうジャンル)に込めたのだ。私たちはそんなこと知らないけれど、得体の知れない「狂気」みたいなものが絵を通して伝わってくる。脱帽でした。とりあえずパリに来られた際は訪れると面白いとおもいます。私はオランジュリー美術館で一度本物の「睡蓮」を見てからいきましたので、セット価格割引きが効いて€18.5でした。

 

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