EDP Headquarters, Aires Mateus

October 7, 2017

 

 家から徒歩一分あまり、行きつけのケバブ屋近くに「どう見てもこれ建築家がやっただろ」という建物をいつも通りすぎていたのですが、やはりそうでした。いま話題の若手建築家アイレス・マテウスのビルだったようです。二棟のビルの間にルーバーから連続した梁が30mぐらいぎゃんぎゃん飛びまくっているのですが、正直、ただそれだけでした。ビル間に日陰の落ちる公共空間を作りたかったとのことですが...。奇抜なデザインは置いておいて、よくこの梁成でいけるなあと改めて構造感覚の違いを思い知りました。ただ流石にこのスパンを飛ばすには少々テクニックを利かしているようで、梁間を保つ+上にテンションをかける引張材が入っていました。たぶん構造的に効いていると思うのですが、これが効いていなかった場合すごいですね。というか、地震大国日本と同じデザインの尺度で見れない。柱や梁の細さも然りですが、では日本の場合どうなるのかという「読み換え」の思考が大事だなあと思います。よく「構造デザインをヨーロッパで学ぶと日本に帰ってこれなくなる」なんていいますが、確かにこれはある意味恐怖体験。それにしても店員によってケバブの量が変わるのは本当にやめてほしい。

 

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