Museu Nacional do Azulejo #2

October 13, 2017

 国立アズレージョ博物館について、前回の続き。GF(グランドフロア)では古典美術のアズレージョが主に展示されているのだが、1F~2Fでは趣旨が全く異なる。最新アーティストによるアズレージョの再解釈、現代アートとしてのアズレージョが展示されていた。この展示がとても面白い。ほとんどやりつくされたような装飾&装飾アズレージョ祭りをお腹いっぱい見せつけられた後、「じゃあ現代ではどうする」という投げかけにまだまだ色々な切り口があることを見せてくれる。アズレージョなんてほとんど知識の欠片もないけれど、知らない人でもすごくわかりやすい。使われているのが同じ寸法のただの正方形タイル。プロトタイプから全てが派生しているというのが特に良いなあと。

 

 実はその中でも、日本人のアズレージョアーティスト「石井 春」さんの作品が特別展示されている時に訪れることができた。彼女の考え方がすごく建築的で、壁・床などその空間が昔どういった経緯で使用されていたのか「使われ方」をデザインに落とし込んで、アズレージョ的に再解釈しているらしい。簡単にいえばそんな感じなのだが、陶器(焼き物)と密接な関係をとってきた私たち日本人とアズレージョは結構感性が似ているのかも?と感じてしまうほど、うまく馴染みすぎていてすっと受け入れられた。素晴らしい作品です。日本人がものすごく遠い異国の地で展示をしているなんて、なんだか嬉しい気持ちになります。あと全然関係ないですが、写真にある木の板に似たアズレージョがすごく気に入りました。ほしい家に飾りたい。

 

 

 

 

 

 

 

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