PhD Conferences, Museu DECivil

October 17, 2017

 

 

 大学には研究室という概念がそもそもないので、教授が組織するdocomomoのオフィスが学校にあり、そこの机を借りて研究活動を行うことになった。ただ図書室などもあるので、机は一応あるがまあ自由である。リスボンの古地図を何冊か貸していただいたのでとりあえず地形図を頼りに探すことになった。いまのとこ候補地(微妙)が三、四つあり今週中には鉄道を介して視察に行こうと思っている。作業をしていたらPhDのカンファレンスがあるというので「え、授業あんの?」と驚いたのだが、時折開かれるらしい。もちろん特に単位がどうとかそういう類ではない。「参加したほうがいいよ!」とのことで一応参加したのだけど、全て最初っから最後までポルトガル語である。オブリガードしか理解できない。さすがにこれはお手上げだし、周りに佇むのは只者ではないオーラを柔軟剤のように漂わせたポルトガル人ばかりである。ふわふわを巻いて襟立ててやがる、勝てない。いやいや本当にPhDなのか疑いたくなるが、以前こっちで出来た友達に24歳でPhDだと自己紹介したら「お前まじかよ」と凄く驚かれたことを思い出した。どうやら海外でPhDの地位が高い(それに伴いもちろん難い)というのは本当らしい。日本の設計事務所でバイトしていたときなんて、所員の人に博士だと伝えたら「行く意味あるのそれ働けよ」と罵倒されたのに笑。地位が欲しいなんて願望毛頭ないが、単純にこの社会構造の差は何なのだろうかと不思議な気持ちになる。

 

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