Ponte Dom Luís I, Porto

November 9, 2017

 

 ポルトの中心部とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区を結んでいる大きな橋梁。おそらくポルトにきて写真を撮らない人はいないだろう。 ギュスターヴ・エッフェル(エッフェル塔の設計者)の弟子の一人、テオフィロ・セイリグが設計し、1881年から1886年の間に建設された鉄骨橋だ。どうやら勘違いをしていたみたいで、実はエッフェル設計の橋もこの奥にあるようなのです。新しくできたサン・ジョアン橋に役目は移りましたが記念としてね。もうとっくに解体されたと思っていたので見逃してしまった...。350m級の師匠と弟子の橋が同時見られるなんて凄いですよね。このドン・ルイス一世橋は上部と下部でそれぞれ違う交通網をさばいているのだけれど、上部はメトロと歩行者、下部は自動車と歩行者になっている。さすがエッフェルの弟子ということでとにかく線量が多い!マッスを作るなと言わんばかりにトラスやブレースを多用。構造がそのまま意匠美になっていてとても合理的な解き方をしているなあと感じた。極めつけは上部架橋、歩行者が歩く木造の横桟にもわずかな隙間が開けられ、歩いていると下がちょっと見える。水切り?意図しているか知らないが、手摺のピッチも簡素で上から覗くとタマキンがひゅんひゅんする。どちらかというとエッフェルは意図的な装飾イメージを持ったのだけれど、こっちの場合は残しつつ、そぎ落としたらこうなる!という差別化を感じる。鉄骨の色がとても美しくて、どうやったらこの色が出るのか是非知りたい。重要なことは、写真でみるとこれだけ巨大でオブジェクティブな橋梁が現地ではそう見えないことだ。明らかに色も違えば構造も違う、しかし都市の一部として無意識化でなじんでしまう。これを設計者が意図的に行うのは物凄く難しい。見てわかる通りポルトは交通網がびゅんびゅんしていて、ロープウェイ、船、メトロ、自動車、バス、トラムが乱れている。写真一枚の画角に収まってしまうほどだ。新しい都市を訪れたとき公共交通は全て乗ることにしているのだけれど、そういえばロープウェイに乗り忘れてしまった。やり残したことが多い

 

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