Faculdade de Arquitectura, Universidade do Porto, Alvaro Siza

November 10, 2017

 

 さてポルトといえばシザである、さっそくポルト大学建築学部へと向かう。中心部からバスで約15分+徒歩5分ぐらいの立地にあるのだが、雲一つない快晴のドウロ川沿いを気持ちよく走るもんだから普通に乗り過ごす。ポルトガルは公共交通が発達しているくせに、とにかくサインがわかりづらい。どこで降りるのかよくわからんし案内も出ないし適当なんだよね。バスを降りて鬼の坂道を上ると大学はあって、まずアイコニックに性格の異なる四棟のビルが現れる。その後ろににカフェや講義棟、図書館といった施設が居座っているのだが、実際は地下を通してすべて繋がっている。斜面だからこそできる面白い配置のしかたをしていた。要するに実際は全部で一棟だけどそう見えない建ち方。パースペクティブをいじっていたり視覚操作は大変面白いのだけど建築学科という特殊なプログラムに対する回答、講義棟や廊下の「使われ方」は普通の大学と同じ、むしろ部屋数が多過ぎてがどう新しく良くなったのかいまいち。こんなこというと怒られそうですが、使うだけなら母校の汚ねえラーメン校舎のほうが私はいいかもしれません。よくある話で「ものづくりする人のオフィスは汚い」とかいいますが、私は結構確信をもっています。何か生み出すためのモノがすぐ届く環境にあるってすごく大切だと思うのですよね。ペンでも模型でも関係者同士でも部屋移動でもトイレでも。少なくとも偉大な建築家のつくった建物で設計を考えれば、嫌でもマインドやスケール感が染みついてしまいますしね。危険性も十二分にあります。使い手のことをどこまで考えて設計しているのか疑問をもってしまったのが本音でした。途中に生徒の作品が飾ってあったのですが、意外とみんなレーザーカッターを使わず普通に全部手切りグレーボードだけで作っていました。図面も手書きがちらほらと。ポルトの地獄コンタ模型をグレーボードだけでつくるなんて鬼畜の所業。

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

Related article
Please reload

|

© 2017-19 Kazuki Horikoshi All Rights Reserved.