Ocean swimming pool, Alvaro Siza

November 12, 2017

 

 

 ようやく念願の「レサのスイミングプール」に辿り着いた。そして悲劇が起こる。なんとやってないではないか。水も張ってないし入口にすら入れずサングラスのおっさんにクローズとだけ言われる。非常に悲しい現実である。幸い設計自体が地中に埋められたような構成なので、意外と中が見えるのだけど実際にプールに入ってみなきゃ本当の良さなどわからないだろう。ちらっと見ても良い建築なだけに願わくば人に使われているところを拝みたかった。いつになるかわからないが、今度は水着を着て真夏にこよう...。私が着目したのは仕上げで、おそらく塩害対策にコールタール(石炭の副産物で木材の防腐剤やトタンの塗料に使われていた)がべちゃべちゃ真っ黒に木材に塗られていて、自然光との対比が美しかった。何気にコンクリートも杉板型枠仕上げで施工精度が悪いために出るジャンカが良い具合に風化している。シザは現在のポルト大学建築学部を卒業した後、フェルナンド・タヴォラの事務所で働き1958年に独立。1963年にデビュー作である「ボア・ノヴァ・レストラン(この後紹介する)」を先に設計したのち、1966年に「レサのスイミングプール」が竣工した。大学を卒業してすぐ公共施設を設計できるなんて羨ましい限りである。

 

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