Livraria Lello & Irmão, Porto

November 20, 2017

 

 

 「世界で最も美しい本屋」なんていうコテコテのタイトルに必ず登場するのが、ポルトにある「レロイ・イ・イルマオン書店 」。どうやらハリーポッターの作者J・K・ローリングが英語教師時代に赴任したのがポルトらしく、世界感のモデルにしたという噂らしい。真相は定かではないが、確かに映画でみたこれでもか!という程の装飾と曲線を多用している。現代建築家がどうあがいても出来ないだろうという空間を体験しました。「装飾」とは悪く言えばハリボテだけど、ある一定の普遍性みたいなものを超えると別の何かに化けてしまうのは不思議だ。平面はシンプルな二階建て長方形で、中央にとんでもない造形の階段がそびえたつ。もちろん造形もすごいのだけれど、気になってしょうがないのが構造。踊り場が二つあって張り出しているのだが、一体どういう仕組みで持っているのか。誰か構造解析をしてほしい。両端でバランスをとっているのか鉄骨が引っ張っているのか...力学の流れを良い意味で装飾が邪魔していた。しかも全部木造?で切り出していて狂気すら感じる、職人の神業です。この本屋は開業1906年とのことだが現在も現役の本屋として普通に営業しており、中には安藤忠雄の本もありました。本屋に入るだけで入場料€4を取られるという鬼畜使用でさながら観光地。時間帯によってはありえん程並んでいますが、お金を払うだけの価値はありました。

 

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