Palau Guell, Antonio Gaudí

January 6, 2018

 

 引き続きガウディ初期の代表作「グエル低」に向かう。パトロンである実業家エウセビ・グエルの別邸にあたるが、当時本館ではなく別邸であるこちらを気に入り移り住んだエピソードをもつ。期待が高まる。見学は第一日曜日に限り無料ということで、10時の開館30分前ぐらいに着くが既に列ができている。どうやら整理券をもらわないと売り切れてしまうらしい。今まで良いとこ無しだったガウディ先生、ここにきてガラッと作風が変わる。実業家の別邸というプログラムが影響し、ファサードは街に溶け、シックで重厚な装飾、どこか作家性が香るいい建ち方。思わずおっと言ってしまった。初期と後期でこんなに違うのか。特に内部のスケールが面白くて、もはや2m超級の巨人が住んでいるかのような寸法取りをしている。話によるとその正体は馬車の影響。一度エントランスへ入った後、そのまま馬は奥へ進み地下厩舎へ流れる動線となっている。馬のスケール感覚が四層を操り、非人間的な感覚を生み出していた。だからといって悪いわけではなくて、豪邸というある「大きさ」を解く要素として面白いなと思った。四層スタックしかも意外と狭小敷地!日照条件が悪いわりに開口を制御するなど環境とプライバシーに対しても考慮されている。豪邸に住んだ経験など無いので住み心地はわからないけどね。構造と装飾がまだ乖離し過ぎていない点もガウディの初期として見ごたえありました。なぜこんな設計ができるのにカサ・バトリョ...

 

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