Sagrada Família, Antonio Gaudí

January 7, 2018

 

 ほんとは「バルセロナ・パヴィリオン」へ行ったのだけど、先にガウディ先生をまとめてしまおう。これを見にスペインまで来たと言っても過言ではない。念願の「サグラダファミリア」、確か駅名もそのまんまだった。ここでファックなのが料金である。入場券は主に三つあって①普通にメインとなる礼拝堂だけに入る券②「生誕のファサード」と呼ばれる生前ガウディが設計した「塔」に登る券③「受難のファサード」と呼ばれるガウディ没後、カタルーニャ出身の彫刻家ジョセップ・マリア・スビラックスによる「塔」に登る券。もちろん②を選んだのですが、当日券は32€という鬼畜さ。オンライン購入でも3€しか値下げされず29€でした。建設費に代替えしてるとはいえ年々上昇傾向にあるようです。実際に行ってみると意外に小さくて驚きます、写真で見るのと違いますね。実は地下礼拝堂がミサの時間にだけ入れるという情報を後から知り、どうやらそこにガウディの墓もあるそう見逃した...。サグラダファミリアには最近建築界でよく聞くようになった「時間」に対する見解が面白いなと思います。たぶんもうほとんどのパターンがリノベや改築、増築で行われてきたと思うけどそんな中でも異色。単に彫刻が難しく時間が掛かっているのかなと思ったら大間違いで、それを究極の究極の「施工精度」で創り続けていました。コンクリートなんてスタイロカッターで切ったのかよというトゥルットゥル。施工過程が理解できない。外形は風化するのでまだしも、内部空間なんて時間がキャンセルされて昨日出来上がったような美しさです。時を積んだエイジングがかっこいいだろ、ではなく徹底した「施工精度」によって知覚させるという新手の手法でした。そんなんありかよという。ただガウディが設計した生誕のファサードと地下礼拝堂は、新しい建設部分と趣きが違って見えます。彼が望んでいた空間に果たしてなっているのか怪しい。このあと紹介する「コロニア・グエル教会」を見てなおのこと思います。途中、設計の作業をしているLABを覗けるのですが、3Dプリンターによる模型の嵐。CNCやバーチャルテクノロジーの集積で150年工期短縮したことにも頷けます。しかしその過程で失われたものが少なからずあるんでしょうね。色々見た後、完成させないほうが良いときっぱり思いました。経済も回るでしょうし、「サグラダファミリア特別法」だなんて憲法を変えてしまったことも記憶に新しい。未完という美学の存在を確信。

 

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