Azkuna Zentroa, Philippe Starck

January 12, 2018

 

 

 ビルバオ一番の建築に出会う。後にいくビルバオ グッゲンハイム美術館と比べても、個人的な趣味に近い。「アスクナ・セントロア」という複合施設で、地球の歩き方や建築マップにもほとんど掲載がないと思う。設計者フィリップ・スタルク(他にもティボ・マテューという人が関わっている)はフランス人の総合デザイナーで建築・インテリア・家具・食器・出版物・インダストリアルデザイン等を手掛ける。日本にも多くのプロダクトや建築を担当している著名なデザイナー。中でも僕たちに強烈な印象を与えたのは、浅草にある金のうん〇、ではなく「アサヒスーパードライホール・フラムドール」。余談ですが当初は縦になるはずだったらしいですよ笑。この建物は1904年に閉館したワイン貯蔵庫を改修したもので2010年に複合施設として再オープンされた。中にはシネコンや図書館、バル、ホール、ギャラリー、プールなどが入っている。写真で見える光天井、あれはプールです。下から泳いでいる人が見えるなんてバグってますね。言われなきゃリノベと気付かない、新築とのバランスが抜群に上手くて勉強になりました。特に私が興奮したのは0Fのピロティ空間。48本の柱が三つレンガボックスを支えているシンプルな構成ですが、その「柱」一つ一つに意匠=キャラクターが与えられてます。構造と装飾が関係しているわけではないですが、ある秩序を持って装飾が展開すると空間が変わる、という奇妙な経験をしました。これは写真じゃ伝わらないと思いますが、コルビジェのピロティとは180度異なります。「柱」一本一本が喋りかけてくるような身体性や、仮にも構造体という感覚すら剥ぎ取ってしまうハリボテに釘付けでキョロキョロしてしまいます。あと純粋に歩いていて楽しいんですよね、それが一番大切だと思います。建築家ではなくデザイナーだからこそできる技なのか、余計な足し算で建築をつくるには多くリスクがありますが、この建築は成功させています。すごく新しい体験なのでおすすめ。家の近くにこんな図書館があったらいいなあ

 

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