Caixa Forum Madrid, Herzog & De Meuron

January 18, 2018

 

 

 マドリード最後の締め、ヘルツォーク&ド・ムーロン設計の「カイシャフォーラム」へ。本当はこの前にエドゥアルド・トロハの「サルスエラ競馬場」に行ったのですがシーズンオフで入れませんでした。構造の教科書に必ず載っている傑作中の傑作です。ああ落ち込むわあ。負け惜しみで競技場の反対側まで歩き、なんとか覗きますが確かに薄い紙のようだ...しかし見えない...一応写真をのせます。

 このカイシャフォーラム何かとステータスが面白くて、元々電気工場だったようです。よく見ると既存の上にコールテン鋼を乗せたファサードをしています。加えてこの画角の写真がよく出回っていますが右側の緑化ファサードは別の建物です。ヘルツォークではありません。ファサードの一面だけ借りて植物学者のパトリック・ブランという方がデザインしているようですね。そんなこと出来るのかと驚きました。この「垂直庭園」には250種以上の植物が植えられており、さすが植物学者の成せる技。見事そして美しいです。もちろんメンテや植物同士の組み合わせ相性もありますからそれも含めて設計されているのでしょう。日本では金沢21世紀美や名前忘れましたがパリでも見かけました。ファサードばかりですがなんといってもこの建物、角地に対する「建ち方」がいいですよねえ。立面が引き込まれる、外部が内部化されるようなアプローチ。他棟にファサードを間借りするという見たことないパターンでした。カイシャフォーラム自体も既存を持ち上げピロティとして開放し天井仕上げは鏡面、さらには水を流しています。都市との接続、オープンスペースの造り方やアプローチ、成功していると感じます。

 

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