Coimbla

January 26, 2018

 

 

 

 アヴェイロを昼過ぎに出てさらに南へ下る。Regionalラインで一時間ほど行くと「コインブラ」へ着く。ポルトガルにある斜面地でもリスボン、ポルトの次に名前があがる三大斜面地都市。おもしろいのはこれまでのような城を中心とした要塞都市の形式ではなく、山頂にコインブラ大学がそびえ立つ大学都市が形成されている。大学建築群そのものが世界遺産に認定されており、ヨーロッパの中でも最古級で創立はなんと1290年!学生はハリーポッターに出てきた黒いマントを現在でも身に着けて生活しています。本当ですよ。斜面勾配は凄まじく、ポルトの崖地ほどではないが人がギリギリ頑張って登れる最大勾配というところ。そのくせ舗装が石敷きなので何度もぼっこぼこの石敷きに足首を持っていかれました。軽く捻挫するほどです。以前研究室に訪れていたフランス、リール大の教授が修士学生の作品集を置いていったのですが、その課題タイトルがコインブラでした。西欧諸国内でも斜面地といえばポルトガルというイメージがやはりあるのでしょうね。また大学内には無料で入れることができますし、学食も食べることができます。有名なのは「帽子の間」と「ジョアニナ図書館」ですが入場料が高かったので断念。大学を一周しましたがフェルナンド・タヴォラが設計した講義棟が素晴らしかったです、残念ながら講義中で急に東洋人が入りめっちゃ見られました。写真を撮り損ねたので行かれる方は是非。また他にもいくつか現代建築があるのですが全くノーマークで川沿いを歩いていると見たことある歩道橋を発見。スリランカ出身の構造家「セシル・バルモンド」の代表作品です。まさかこんなところにあるとは!“葉脈”のような手摺や床仕上げの“斜め張り”に彼のアルゴリズム的思考が感じられます。水面から低いライズですーっと伸びていく構造が美しい。ちょうど波も穏やかで構造が反射しています、これはずるい。この背後にある都市公園も一体的に整備されておりランドスケープデザイナーが担当していました。フラットと急斜面が1:1で共存しており、しかしその中間が無いため都市景観のコントラストが余計鋭い。とてもいい街でした。また来たいなあ

 

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