Palácio Nacional da Pena, Sintra

February 3, 2018

 

 シントラの街並みを散策した後、434バスを使って観光の目玉「ペーナ宮殿」へと向かう。1755年に起きたリスボン大地震で一度廃墟と化したが、その後の王によって土地に価値を見出され1850年に完成した。その設計過程が興味深く、様々なドイツ建築家を一同に集めたことで様式が混在している。写真で明らかなように、ゴシック・リヴァイヴァル、ネオ・マヌエル、ネオ・イスラム、ネオ・ルネサンス、その他様式が自己主張激しくコラージュされている。それらを岩壁上に建設しとんでもない贅の限りを尽くした豪邸。また内装に用いられたのは「トロンプ・ルイユ」と呼ばれる装飾・絵画技法だ。これはシュールレアリスムでよく用いられる一端で、今日的にいえば「トリックアート」というのがわかりやすい。つまりは、2Dの壁面にまるで奥行のあるような立体を描いたり、ありもしない廊下の続きを描く。これらがタイル(アズレージョ)や石工などポルトガル的な解釈で行われていた。あまりに過激かつ支離滅裂でなんと言語化したらよくわからないのだが笑、「キングダムハーツ」の実写版を撮影するとしたらここで間違いない。ディズニーランド全体を一つの建物に集約した感じだろうか。つい前にガウディの狂気を見たばかりだが、それと比べてもまるで異質。もっと純粋な「快楽や娯楽」といった要素が建物全体を覆っているような...。いい意味で完全に設計者が楽しんでます。城内を一周したあと庭園を一周したのですが広すぎて疲れました。HIGH CROSSという絶景スポットまで山道をひたすら歩いたのですが、そんな場所に行くのは私ひとりでしたね。そこから見えるペーナ宮殿はポルトガルの広告によく使われます。それほど美しい!謎にハエがぶんぶん飛んでて行った割には速攻リターン。チケットは少し高いですがパーク+パレスで11€。学割はありませんでした

 

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