Capela dos Ossos & Aqueduto da Água de Prata, Évora

February 11, 2018

 

 

 エヴォラでいくつか歴史建造物を訪れた。その中でもサン・フランシスコ教会の「人骨堂」と「アグア・デ・プラタ水道橋」を紹介します。「人骨堂」だなんて物騒な名前だが、これはメタでない。恐ろしいことに本当に人骨で教会がつくられていた。話によると42の修道院墓地から骨という骨をかき集めて約5000体、ペストや戦争で亡くなった人々を壁・柱にそれはもうぎっしりと敷き詰めている。事前に情報があったので一体どんな経験をするのか多少わくわくしていましたが、不思議と怖さのようなものはない。むしろ何かシュールで、死生観がはずれていて、事実がありのままそこに在る。悲しみや哀悼ではなく狂気。悪戯のような感覚まで感じる。キリストの教え「いつか必ず死ぬことを忘れるな」に由来しているそうです。言葉にできず何か難しい体験でした。次に水道橋ですが、こちらもただの水道橋ではありません。歴史的に価値のある水道橋はEUにいくらでも存在していると思いますが、エヴォラで需要なのは住居が水道橋に喰われているという点です。因果関係はわかりません、発展の過程も不明ですが、最大26mのライズで等間隔に空くアーチ部に住居が突き刺さっています。この状況がとても面白くて、例えば日本でもアーチ状の高架下に店舗が入るケースはよくあるでしょう。ただ主従関係は絶対的にインフラ側にあると思います。しかしエヴォラのケースでは構造も然りヒエラルキーがなく、衝突しちゃってるんですね。住居が水道橋にまったく引けをとっていない。「おまえどけよ邪魔だよ」と聞こえてきそうな貫入のしかた。あくまでも共存ではなく、両者別々のゴールや合理性をもって築かれたはずなのに、逆説的に街並みが面白くなってしまう事実が起こっていました。すきだなあこういうの

 

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