Teatro Tália, Barbas Lopes Architects

February 14, 2018

 

 少し前の話になりますがバーバス・ロペス建築設計事務所による「シアトロ・タリア」を訪れました。プラグラムは市民劇場になります。リスボンメトロのJardim Zoologico駅から徒歩5分ほど、歩いてすぐです。Google検索で見つけることができますよ。一度訪れたのですが予約が必要とのことでアポイントをとり再度行きました。もともと古典建築の廃墟だったものをリノベした作品で、写真で映る白い部分は既存です。それ以外にも内部空間、特に切妻のホールを中心にブリコラージュに似た構成をしています。特に私が共感したのは、リノベと新築性(という言葉があるのなら)、両者折り合いのつけかた。その擦り合わせが絶妙で、新旧の気持ち悪さや現代化に悪意を感じない。色んな意匠の決定を、俯瞰しながら、すごくフラットに扱っている。これは建ち方も然りです。見た目の通り、白い既存(目の前の古典建築に対して)、黄土色のホール(開けた動物園側に作家性)、黒いアイアンの回廊(バス停に対して)という3つの立面をもっています。引きで見ると、複合しているようですが、アイレベルでは立面が限定的に現れ、他面がすっと消える。作家性はあるのに何故かとても謙虚な空気をまとう。内部空間もそうです。不思議な建物だなあと思いました。リスボンの現代建築では一番よかったかもしれません

 

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