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2019
二号棟の被災復旧(第Ⅱ期)
Reconstruction of Building No. 2 (Phase Ⅱ)
令和元年9月9日千葉県を襲った歴史的災害台風15号の影響により二号棟の屋根は全壊し、暴雨による浸水によって壊滅的な被害に見舞われた。行政の支援金制度を通じて、なんとか二号棟も復旧の目処が立ったものの、そもそも動ける職人が見つからない。仕方なく水道屋の知り合いとで屋根の復旧作業にあたったのだか、今度は建材の枯渇と物流のストップから材料が手に入らない。手に入る材料はもっぱら地域のホームセンターに売っているようなモノしかなく、やむなく屋根葺きは茶トタンで、浸水した天井を剝がして小屋組み表しとし、床にはOSB合板を重ね張りの上、内壁は水性のホワイト塗装、解体作業と最小限の工程で第Ⅱ期工事を終えた。
【第Ⅰ期】2015年10月竣工:原状復帰工事。風呂、便所の修繕。内装張り替えと外壁塗装。
【第Ⅱ期】2019年9月竣工:台風15号による被災復旧工事。浸水箇所の解体、屋根葺き替え、床重ね張り、内装一部塗装。
二号棟の被災復旧(第Ⅱ期)
所在地 :千葉県富里市
主要用途 :専用住宅
構造 :木造
建築面積 :36.4sqm
竣工年 :2019年10月
施工(空調・電気工事含む):堀越一希・石井重男
写真 :Kazuki Horikoshi
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